第3回 幻の女子高校生❓

あれは2年前、その頃週末は近所の山道を散歩するのが恒例でした。
いつものように麓まで自転車で行き、歩こうとすると近くのが無人駅から泣き声が聞こえて来ました…
何だろうとホームヘ行くと女子高生が号泣してるやないですか…
ほっとけないので事情を聞くと泣きながらポツポツと話してくれました…
要約すると明日の発表会の大事な表を電車に忘れた、駅に問い合わせたけどない、自分はドジでいつもみんなに迷惑をかけてばかり…
と言うコトなので、そんなの盗る奴いないのできっと見付かる、もう一度連絡して見たら
とか慰めたんだけど迷惑かけたくないので、行って下さい言われました…
確かにしつこく聞くのも変な人に思われたくないので気になったけど山道を登り始めました、途中で駅が見えるトコに来たので覗いて見ると線路の上を歩いているやないですか…
しかも向こうから電車が来るやないですか❗️
危な〜い叫んだけど間に合わない、ぶつかる‼️思った瞬間に電車に吸い込まれるように消えていなくなるやないですか…
電車は止まらずに行ってしまいました、その時の何だか訳解らない気持ちは未だに残ってますね。
その場所まで行って見たんですが何もありませんでした…
自分でも未だに何だったのかわかりません⁉️